国民年金は使い方次第で年率8.4%の利回りが期待できる終身年金に変わる!

国民年金は、原則65歳から受給できます。

繰り上げは60歳からできますが、65歳以降に繰り下げることで年率8.4%で年金額が増え、増えた額で終身年金となり高齢化にはうれしい制度です。

年金額には国庫負担が含まれ、物価変動も考慮した受給額となります。

更に、国民年金は経済的に厳しい方には免除制度があり、手続きすることによって障害や生命保険のような効果もあります。

国民年金は、原則20歳以上から60歳未満まで納付して、65歳から受給できる世代間扶養型年金です。

受給時には国の負担があり、納付額以上に受給でき、物価上昇率に応じて年金額も変動する仕組みを持っています。

この制度を利用して年金受給額を増やす方法があります。

まず、国民年金を受給するためには10年以上の納付期間が必要です。

40年が満額で、納付月数により比例配分されます。

経済的理由により国民年金を納付できない方には、免除制度があります。

全額負担に比べると年金額は少なくなりますが、年金額の増加に役立ちます。

納付又は免除の手続きをすることで障害年金や遺族年金の受給資格を得ることも見逃せません。

生活が苦しくても、まず動いてみましょう。

年金額を増やす方法の紹介です。

国民年金は原則65歳から受給できますが、1か月遅らせるごとに0.7%で受給額を増やすことができます。

70歳から年金を受け取ると65歳に比べて1.42倍まで増やすことができます。

年金が増えると税金も増えてしまいますが、試算して「いい塩梅」を見つけるのも楽しそうです。

65歳から予定していた年金の穴埋めに使いたいのが確定拠出年金です。

受給額は自己の運用責任が求められますが、65歳から受給するように設定するのは如何でしょうか。

なお、65歳から1年以内に年金受給権利が発生すると繰り下げができない場合がありますので注意が必要です。

また、国民年金は納付や受給の時に所得控除があるのも見逃せません。